Aさん:
それともう一つ、じゃあ、投開票システムの方はどうなの?というと、こちらは※※※という埼玉の会社が、実は、大阪市と堺市を担当しています、管理運用しています。
これはムサシの、子会社ではないかもしれませんが、下請け会社ですね。
ムサシとの契約関係で入ってきている業者さんです。
で、この※※※という会社がまた不思議な会社で、
実は統一地方選、私が出た府会議員選挙もそうなんですが、
この時に遠隔操作で投開票システムの中に入っているという事実が分かりました。
佐々木:
え?もう一度お願いします。
遠隔操作で何システムですか?
Aさん:
開票を見るための、30分前のデータというのが、ホームページ、サイトですね。
開票速報のサイトがダウンしました。
これは※※※がこのサイトも管理運用しています。
これがダウンしたんですね。
そこで「なんでだ、なんでだ」というふうに突っ込んでいって、
その中でですね、実は「投開票システムに不具合が起こっちゃった」と。
「なので結果がぐちゃぐちゃになってちゃんと出ないので、サイトですね、ホームページの方も止めた」というような話になったんですが、でもそもそも、その開票システムに何が起こったんですか?
という話になっていったんですね。
この時は堺市戦艦複数の職員と※※※社の社長がちょうど大阪に来ていたので、来ていただきました。
そして私の知り合いの方にもパソコン、こういうITに詳しい方にも同席していただいて聞き取り。
これは録音データも残っておりますが、そこで色々な話を聞くことができました。
で、遠隔操作で中に入ったというのが、まず私は驚きだったんです。
私が言っていたようにハッカー行為で誰かが入ったんじゃないか?と。
そして中身を書き換えたんではないか?と。
要は投票結果を書き換えた。
というふうに私は最初から疑っていたんですが、
まさに私が疑っていた遠隔操作があったんです。
この遠隔操作があった事実というのは、実は堺市の旧サーバーに時間帯が残っています。
こちら資料になりますが、
0時34分から1時18分の時間帯で、これは調査の段階で、堺市が色々と調査をしてくださった段階で、遠隔操作で入って何をやったかはわからないけれども、時間帯だけははっきりわかりますということで出していただきました。
なので時間帯はわかっているのですが、何をやったのか?
改竄して問題がないのであれば、どこをいじったのかという部分を出して欲しいと言ったんですが、まさに出しません。
問題がなければ普通出してもいいわけです。
でも一切出さないんです。
だからわかっていることは、
この時間帯に遠隔で中に入って、何かをいじったという、この事実しかわかりません。
佐々木:
表向きは、開票速報を含めてシステムがダウンして、それを直すために入ったんだというようなことなんですか?
Aさん:
はい。
ただ、開票中に入る必要はないと思うんですね。
というのは個人の30分前のデータなので、昔もそうなんですが、ホワイトボードに誰々さん何票、誰々さん何票っていうふうに時間ごとに書けばいいんですね。
で、その集計データを電卓で足し算して、「はい、結果はこういうものです」という、それだけの単純なものなので、
開票中にシステムの中に入ってやらなくても「システムがダウンしました」と、「なのでここから手作業で行きます」で問題ないです。昔はそうだったので。
だから、
理屈としておかしいんですよね。
で、もっとビックリしたのは
なんで遠隔で入れるんですか?
そもそも不思議ですよね。
佐々木:そうですね。
Aさん:
システム室にはSEが二人いたんです、現場に。
「じゃあ、そこにいたSEの人が直したんですか?」って言ったら、
「違います」って言うんですね。
「一体どなたが直したんですか?」開票作業中に直したと言っているので。
そうすると、大阪市内のどこかの選挙区にいた△△課長補佐が「私が入って直しました」というんです。
「大阪市にいるのに、どうやって堺市のシステムを直したんですか?」って言ったら、
「遠隔で入りました」
「じゃあ、どのパソコンを使って入ったんですか?」パソコンを特定して欲しい、って言ったんです。
これも特定しません。
誰が入ったのか?というのも、極端なこと言うと特定していないんですよね。
※※※社長は「本人が入った」と言いますが、その証拠もない。
私は本人ではない誰か違った人が入ったと思いました。
なぜかというと、いろいろな質問の中で彼が技術的な話に全く理解していないというか、トンチンカンな答えをしてきたので、「この人はSEではない」と。
であれば、遠隔で入って直したのは別人物ではないかという疑いをまず持ちました。
ではそれは誰なのか?
未だ分からないです。
で、総務省にも問い合わせたんですが、
「何も開票中にわざわざ遠隔で入って直さなければならないというのはないので、システムが使えなくなったら手作業にすればいい」と、
このように総務省も言っています。
だから合理性がないんです。
入らなきゃいけない理由はないし。
私は「どうやって入ったんですか?遠隔で」ということで、「普通入れないでしょ、セキュリティがあるから」というと、なんと設計段階の、
2006年にこのシステムは設計されたらしいんですが、
わざわざ遠隔で入れるようにバックドアっていうんですね、これはIT用語で。
それ
を設置したらしいんです。
そして
「遠隔で入るためのIPとパスワードは、2006年の段階で設定した」というふうに社長本人が言っています。
これも複数の人が一緒に同席して聞いていますし、録音でも持っています。
で、
バックドアを…
普通これはリコール問題になるんですね。
システムにバックドアが付けられていることを知ったら、リコールになるような大問題なんですね。
バックドアが付いてる、裏口ですよね。
っていうことは、それだけ
セキュリティに問題があるわけです。
バックドアを使って侵入することができます。
で、そこでウイルスを仕掛けたりおかしなことを仕掛けることができるようになるんです。
だからそもそも製品にバックドアを作るということ自体がセキュリティ上の大問題であり、これは後々発覚した場合にはリコールに通常はなる。
そのバックドアが2006年段階で設置されてる。
恐ろしい問題が出てきました。
これもまだ、マスコミも報道していないし、
堺市の職員さん自身がこの問題の重要性をあまりわかっていないと思っています。
だとすれば、確信犯です。
2006年の段階で後から遠隔で入れるようにわざわざバックドアを付けたわけです。
佐々木:
仮に遠隔操作で入った方が、この場合は社長が入ったと言っていて、で、入って何がしかをしたと。
たぶんシステムがダウンしたのでメンテナンス、直すために入ったと。
とにかく、何かしたことは確かですよね。
で、「そこで何をした」というのは断定的に言えるものではないんですけれども、ま、本当に直したこともありますし、何をしたっていうのはないんですけれども、仮に、仮に悪質なハッカーがいて、バックドアから入って、何かをした、と。
した時に、実際の票数に影響を及ぼすっていうようなことは、細工というのは何かできるものなんですか?
Aさん:
なんでもできますよ。
だっていじれるんですから、数字を。
開票結果を全部いじれます。
佐々木:やろうと思えば。
Aさん:はい。
佐々木:ただ、開票データというのはアナログで数えていない?
Aさん:
堺市の場合は途中段階が出ていないわけですから。
途中段階が出ていれば、途中までこの人5000票出ていたのに、最終結果が3500票になっていたら「おかしい」ってなりますよね。
”途中がない”ということは、なんでもできます。
投票者数さえ合っていれば、問題ないんです。
佐々木:開票センターにいて、自分で手作業で数えている人たちもたくさんいると思うんですけど、
Aさん:30分前のデータというのを公表しなかったら、どこで数えていてもわからないですよね。
佐々木:それを統合して常にこう、
Aさん:
例えば20時の段階で誰々さん何票、20時半何票、というのが出てたら開票している人も今こんな状況ってわかるけど、
個々に数えたり、個々に変な票が入ってないか、という作業をしている人は、全体像が見えないですよね。
佐々木:その
全体像をアナログで把握している立場の人とかっていうのは?
Aさん:それは居るはずなのに、公表しません。
佐々木:あ、公表しないんですか。
Aさん:
トラブルがあったということで公表してないです。
佐々木:あーーー、
Aさん:
となれば、もう簡単に言うとですね、
最後の数字だけであればいかようにもできるんですね。
大学入試と一緒です。
数学の問題、答えだけ書いていたら、普通、途中の計算式がなかったらカンニングか?ってなりますよね。
だからそういうことなんです。
佐々木:あー、なるほど。
Aさん:
途中がないから、何をしているかがわからない。
だからわざとトラブルを起こして、途中を発表しないんです。
発表しちゃうとですね票の積み上がりかたからおかしいということになるので、途中が全くなければ最後「これ」って出されても、分からないですよね。
なにがあったか。
だからトラブルをわざと多発させたんだと私は思っています。
佐々木:
これは今、「この時の選挙はおかしかった」と言って、「もう一回数え直してくれ」と言っても、もう、たぶん無いんですよね?
Aさん:あります。
佐々木:あ、あるんですか?
Aさん:はい、次の選挙までは保管されています。
佐々木:そうなんですか。
Aさん:
だから私は裁判を起こして「開けてほしい」となんども言ったんですね。
でも、開けないんです。
だから今の裁判制度が問題なんです。
異議が出たり、裁判になっているものに関しては、少なくとも調べないといけないと思います。
なのに計数機も数えなければ、箱も開けないし、
これでは何のための異議申し立ての制度なのか、裁判なのか分からないですよね。
佐々木:もう一回数え直しをすれば、ある程度わかるものですからね。
Aさん:はい、
だから調べないということが一番問題なんです。
トラブルが起こっていることは仕方がないことなのかもしれないんですが、
何もしてない場合は、全部出してくるべきだし、民間企業の場合はこんなことが起これば徹底調査をしますよね。
ですが不思議なことに、この
選挙については何もかも闇に葬られる状況です。
佐々木:
なるほどわかりました。
でも本当に、兎にも角にも簡単に検証できる。
行政側がやろうと思えば検証できて、不正があったかなかったかすぐにわかりますよね。
すぐに分かる問題ですし、
仮になかったとしても、不正が可能な状況に今あるわけですから、それを見直そうというふうに出来るはずですよね。
だからそれはもう本当に訴えていかなければならないなと思いますし、
なぜそこを、そんな簡単なことを行政側はできないのか?っていうのは、今ちょっと話を聞いていて、かなり強く思いました。
Aさんに選挙に関する不正の疑惑についてお話をお伺いしました。
本日はどうもありがとうございました。
おわり
コメント
2016-07-21 21:02 URL 編集
国は福一の放射能ゴミを燃やさせようとしているのか?
2016-07-23 14:48 木庭丈 URL 編集
2016-07-24 10:39 ぶぶ URL 編集
ぶぶさんへ御礼申し上げます
2016-07-26 16:12 木庭丈 URL 編集
2016-07-29 17:35 ぶぶ URL 編集
東電の厚かましさ
賠償や除染は国から融資を受けてる上でのことです。
本来、自社の資本金、内部留保、遊休資産、役員報酬、幹部社員の高給などから削れるだけ削って、それでも足りない分を明確にして、国=国民に頭を下げて願い出たらどうですか?
厚かましいにも程があると思います。
2016-07-31 09:24 木庭丈 URL 編集
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4674.htmlからの転載です。